23卒の就職活動も解禁され,合同説明会が開催される季節となってきました。「今すぐ合同説明会に行こう!」と思っている方もいれば,どうしようか悩んでいる方もいらっしゃると思います。そこで,今回は合同説明会に行くべきかどうか,またどう活用すれば良いかについて解説したいと思います。
合同説明会は行くべきなのか?
合同説明会は,就職活動をはじめたばかりで,まだ志望業界が決まっていなかったり,なんとなく決まってはいるけれど,まだよく理解していないという方は積極的に参加すると良いでしょう。
逆に,志望業界や職種もインターンを実施して,深く理解できているという方は,積極的に参加する必要性は低いでしょう。たまに勘違いされている方がいらっしゃいますが,合同説明会に参加しても,後の選考で有利になることはありません。あくまで情報収集の場だということを理解しましょう。
合同説明会ではどんな情報を得れば良いのか
合同説明会はさまざまな情報を得ることができますが,家に帰ってみると,実は深く理解できていないということはよくあります。そうなってしまっては交通費や時間をかけた意味がなくなってしまうので,事前に欲しい情報を整理した上で参加するようにしましょう。
私がオススメするぜひ得たい情報として,「どうやってお金を稼いでいるか?」「給与や福利厚生などの諸条件」「配属される確率の高い部署」などがあります。
特に「どうやってお金を稼いでいるか?」を理解できていない学生は非常に多くいらっしゃいます。ここを理解しないと,自分が入社後何の仕事をするかをイメージすることができないので,一言で話せるようにすると良いでしょう。これができれば,合同説明会に参加した意味はあると言えるでしょう。
人事の方に積極的に話しかけてみよう!
合同説明会は,人事の方が複数人参加してくれています。説明会中だけでなく終わった後も気になることがあれば積極的に質問をしましょう。「迷惑じゃないかな…」と思う方もいるかもしれませんが,合同説明会の人事の仕事は,学生と多くの接点を持つことなので,遠慮せず話しかけにいきましょう。
また,「こんな質問をしたら評価が下がってしまうのではないか…」と考えることもあると思いますが,これも心配不要です。合同説明会はあくまで選考に関係のないものなので,常識的なことであれば何を聞いても問題ありません。周囲の参加者もあなたと同じで,まだ就職活動をはじめたばかりの方がほとんどです。恥ずかしがらず,どんどん自分の欲しい情報を取りにいってみましょう。
まとめ
今回は合同説明会について取り上げました。大手企業の面接がはじまる6月までに合同説明会などを利用して情報を積極的に得ていくことが大切です。ネットの情報だけだと,自分にマッチする企業を探すことも難しいので,「今後の方向性を固めていきたい!」という方は参加してみましょう。