就職活動をしていると,エントリーシートに加えて履歴書を書くことも多いですよね。その際,よく聞かれるのが「就活で役立つ資格はあるのか?」という質問です。資格を持っている方は,特に気にすることなく進む内容ですが,資格を持っていない方はどうしても不安になってしまう項目です。
そこで,今回は資格はどこまで就職活動で役に立つのか?について解説していきます。
専門職ではない限り,資格で優位にはならない
結論から言うと,その資格がないと業務ができないような専門職ではない限り,資格で優位になることはありません。もちろん「資格は意味がない」という意味ではなく,資格取得者限定の求人も存在しますので,資格を持っていることで選択肢は増える可能性はあります。
たとえば,普通自動車運転免許を持っている方などは,自動車を運転する求人への応募が可能になりますが,お持ちではない方はその求人に応募できません。ただ,「免許を持っている人だから採用」というわけではないので,しっかりと評価されるように面接の準備を行うことが必要です。
それでも資格を取りたい!という方におすすめの資格
それでも資格を取りたい!という方におすすめの資格は,以下のふたつです。
- 普通自動車免許
- TOEIC750以上
このふたつは,さまざまな業界に行くにもとっておいて損はないでしょう。都内だと自動車を使うケースは少ないですが,営業職だと自動車を運転をする可能性もあります。また,私生活でも必要となることは多いので,学生のうちに取得しておくと良いでしょう。
TOEICに関しても,今後あって損はないという認識でいてください。ただ,英語を活用して働きたいという方は,TOEICのスコアというより「ビジネス英語が話せるか?」という方が重要になるので,TOEICよりもビジネス会話ができるようにトレーニングをしましょう。
では,TOEICは英語を本格的に使わない方には何に役立つのでしょうか。
英語を日常的に使わない仕事でも,何かしらのタイミングで英語に触れる機会はあります。その際,英語での簡単なコミュニケーションがとれる社員は重宝されます。また,今後英語は必要になってくる時代ですので,英語に苦手意識がないようにしておくことはメリットになります。
まとめ
就活で資格は役に立つのかについて解説しました。まとめると,専門職の方以外は資格を強く意識する必要はありません。就職活動で必要以上に資格を意識してしまうと,本当にやらなければいけないことに時間が使えなくなってしまうこともあります。自分にとって本当に必要なことは何かをじっくり考えて就職活動を行いましょう。