就活の面接も本格化され,日々面接に参加されているころだと思います。
就活中,ゼミや他社との選考の日程が被ってしまったり,体調不良になったりするなど,どうしても面接の都合がつかなくなってしまうこともあります。やむを得ず面接の日程を変更したい場合,どのように伝えたら失礼がないか悩む方も多いのではないでしょうか。そこで今回は,面接の日程変更をしたいときの適切な連絡方法や気を付けたいマナーについて解説していきます。
目次
そもそも日程の変更依頼はしても良いのか?
「面接の日程変更をお願いしたら,採用担当者の印象を悪くして,選考に影響するのではないか?」と考えてしまう方も多いと思います。しかし実際は,日程変更が理由で落ちることはありません。
スケジュール調整が難しいケースがあることは各企業の採用担当者も理解しているので,安心してください。しかし,2回以上日程変更を希望するのはマイナス印象になります。同じ企業に対して複数回の日程変更を申し出ると,採用担当者は,スケジュール管理能力や志望度に疑問を持ってしまいます。
可能な限り,日程変更をしなくても済むように各企業の選考スケジュールを管理しておきましょう。また,日程変更を申し出る際は,他社の選考や大学の授業などが入らないと確定できる日時を伝えることも重要です。無理だったら日程変更してもらえば良いと安易に考えないようにしましょう。
面接の再調整依頼をする際に気を付けること
企業の担当者にネガティブな印象を与えないよう,日程変更を希望するときの伝え方や適切なメールの書き方について解説します。
面接の候補日は複数日,時間帯に幅をもって提示する
何度も日程調節をする手間を省くため,候補日は一日に限定せず,複数日を提示して幅を持たせるといいでしょう。できれば第3希望まで出し,3時間以上予定が入っていない日を設定すると安心です。日時を提示するときは「13時〜19時まで空いております」といったように,何時から何時まで都合がつくのかも分かりやすく提示しておくと,企業の担当者は予定を立てやすくなります。
件名や署名などビジネスメールの書き方を押さえる
件名は「面接日程変更のお願い」などと端的に記載し,氏名と学校名も入力しましょう。なお,企業からの返信にさらに連絡する場合はRe:を付けたままでかまいません。メールの宛先は株式会社などを省略せず,正式名称を入力します。特に担当者名と所属先名に誤字があると失礼にあたるため,送信する前に再度確認しましょう。
「返信はできる限り迅速に行う」
企業の担当者から返信があった場合は,なるべく当日の営業時間内に返信するよう心がけましょう。スケジュールが未確定な場合など,返信するまでに時間がかかりそうなときは,「日程を再度確認し,〇日までにご連絡差し上げます」などと伝えると良いでしょう。
まとめ
今回は面接の再調整方法について解説しました。就活中は再調整の依頼をすることがどうしても発生してしまいます。再調整を依頼する際は上記を意識し丁寧な対応を心がけましょう。