「Goodfind」のメンターにお世話になりました。慶應SFC出身E・Tさんの就職活動

私の就活体験談
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就職活動を成功させたビジネスパーソンの「私の就活体験談」。今回お話を伺ったのは,渋谷にあるIT・人材紹介会社で働くE・Tさんです。

Eさんは,早期から就職活動をするも選考に落ちたことをきっかけに選択肢をすべて白紙に戻し,その後,「Goodfind」を利用して就職しました(取材時はオンラインによる研修期間中とのこと)。

就職エージェントを利用したときのことなどについて,Eさんに伺いました。

「音大に来たのかな」というくらい音楽一色だった

——Eさんの経歴を教えてください。

出身は東京です。大学は慶應SFC(湘南藤沢キャンパス)でしたが,日吉のサークルに入っていたので,湘南と日吉と自宅を行き来する日々でした。

大学はAO入試で入っていて,早稲田と慶應のオーケストラが上手だったので,このどちらかに入りたいという目標がありました。というのも,3歳からバイオリンをやっていたからです。

大学の間,「音大に来たのかな」というくらい音楽一色の生活でした。

アルバイトはコンサートホールでドリンクを提供する仕事をしていましたが,それも「自分がモニター越しで音楽を聴きたい」というのが理由です。

早期から就職活動をはじめるも選考に落ちたことで選択肢を白紙に戻す

いろいろな就活の方法があることを知った

——就職活動はどのようにはじめましたか?

就職活動は大学3年生の4月からはじめました。部活は就活関係なくカリキュラムが組まれていて,いちばん活動するのが4年生なんです。また,自分が部活のリーダーをやることが決まっていました。

だから,「早く心の安心を持った状態で部活に打ち込める環境をつくりたい」気持ちがありました。という理由もあって,就活に対する感度は高かったと思います。

最初はわからなかったので「リクナビ」とかを使って情報収集をしていたのですが,使いにくくて,「こんなものなのかな…」と思って。

その後は「ONE CAREER」「ネクスベル」「Goodfind」を使いました。

最初は大手志向,ネームバリューというか「自分が知っている会社じゃなきゃ」みたいな考えがあって,そういうとき「ONE CAREER」とかの就活サイトは見つけやすかったです。

その中で企業の選考パス,ES免除みたいな案内メールが来て「そんな制度があるんだ,裏口じゃん(笑)」みたいに思ったんですけど,それらを通していろいろな就活の在り方があることを知りました。

自分が知らない企業もたくさんある

ある日,「ネクスベル」から電話がかかってきたとき,私はけっこう疑り深くて何もわからなかったので「詐欺かな? お金取られるのでは?」のようにエージェントに対して警戒心がありました。

ただ,よくよく話を聞いてみると,「ネクスベル」を使って就活を終えたインターン生が電話をしていて,「自分も使ってすごくいいサービスだったし,お金も一切発生しないから話だけでも聞いてみたらどうですか?」としてくださって。「じゃあ無料ならいいかな」と思って行ってみることにしました。

——「ネクスベル」での面談はどうでしたか?

話を聞くだけのつもりで行ったのですが,実際は登録会みたいな形になっていました。面談をしていただくために書類を書いて,面談後に会社を紹介していただきました。

そこで,「自分が知らない企業もたくさんあるんだ」ということを知りました。

また,サマーインターンを受けるにあたって,「いきなり本命の企業を受けるのではなく,いろいろな企業を見る必要があるんだよ」ということを教えてもらえたのも大きかったです。

それで,「自分の視野を広げるためにいろいろな企業を受けてみよう」と思いました。

ただ,ネックになったのが日程調整です。部活が月・水・金の夜にあったので,柔軟に面談の日程調整ができるという条件で絞られた企業さんをいくつか見ていきました。

選考に落ちて就活を白紙に戻す

そこで紹介されたのがある人材紹介会社です。

しかし,選考に落ちてしまいました…。

月1回くらい面談をしていただいていたというのもあって,自分の中で「きっと内定をもらえる」という安心感があったのですが,そこで突きつけられたのがWebテストに落ちた現実です。

当時は「就活ってこんなものか」とちょっとなめていた時期でした。

就活の流れや雰囲気,面接のコツみたいのを肌感でわかるようになっていて,ひとつひとつがおざなりになっていて,それで目が覚めたと同時に窮地に追いやられました。

これまでもWebテストを受けていなかったので,サマーインターンに参加していたらそういうテストは免除されるのかと思っていて,どういうものかリサーチできていませんでした。

いきなり受けたのですが,正直「きっとこういうのって裏でパスがある」と思っていたので(笑)。

だから,けっこう凹みました。

失恋みたいな感じです(笑)。「この人しかいない」と思っていた分,衝撃が大きくて。

それで,すべての選択肢を白紙に戻すことにしました。

エージェントがいて本当に良かったと思う

ひとりの人だけを見て会社のことを知った気にならない方がいい

——就職活動の選択肢を白紙に戻してからはどのようにしましたか?

どのような経緯だったか忘れてしまいましたが「Goodfind」を使いました。

担当のメンターがついてくださって,面談をする中でいろいろな企業を紹介してもらったのですが,「自分の希望にかなった規模感がない」など,どこか腑に落ちない感じでした。

そんな中,L社から「面談をしませんか?」という連絡がきました。

私はサマーインターンのとき,L社の選考に一度落ちていて「この会社は自分と合わないかな」とシャットダウンしていたので,半信半疑の気持ちで面談に行きました。

ただ,改めて違う方と会うと,ひとりの人だけを見て会社のことを知った気にならない方がいいということを感じました。これは「Goodfind」の方にも言われたことです。

そこからはトントン拍子で選考が進みました。「自分は4年の4月に部活がスタートするので,それまでに内定がほしい」というのを伝えていたので,面接日程もどんどん決めてもらえました。

「Goodfind」のメンターにお世話になった

——選考を進めるときは「Goodfind」を使わなかったですか?

「これから一次面接です」みたいな感じで選考状況の報告をしていました。

「Goodfind」からも人事の方と連絡をしてくれていて,自分が面接で感じたことなどを感想をつけて送ったものをL社に伝えてくれていました。

対面カウンセリングは2回,あとは電話(LINE, Facebook)で5回くらいサポートしていただきました。選考がある前後は必ず連絡をしていて,1回あたりの時間は30分〜60分くらいだったと思います。

担当メンター以外の方が面接官役をやってくれる模擬面接をしていただく機会もありました。面接のときみたいに淡々と聞くべきことだけを聞いて,それに対するフィードバックとして手厳しいコメントが返ってくるという感じでコテンパンにやられました(笑)。

エージェントにお世話になったというと,「Goodfind」のメンターにお世話になりました。

選考に落ちて,自分の心の安定をどこに置いていいかわからない疲弊していた時期の駆け込み寺で,メンタルフォローをしていただけたからです。

面接対策を一緒にやってくださって,話すときの論点整理などを助けていただいたり,面接の前日に夜遅くても電話してくれたり,エージェントがいて本当に良かったと思います。

これから就職活動をする人たちへ

——就職エージェントは使った方がいいと思いますか?

私はエージェントを使うことをめっちゃ勧めています。ESや面接対策もそうですし,視野が広がるという意味でも絶対に利用した方がいい。

ただ,難しいのは,志望する企業とマッチングするかどうかは,エージェントが抱えている企業やエージェントのカラーに左右される点です。私みたいにメガベンチャー企業を志望していない人は,マッチする企業が少ないかもしれないというのはあります。

——それを解決するためにはどうするのが良いと思いますか?

複数のサービスを利用するのが良いと思います。「ONE CAREER」のように質の良いイベントを紹介してくれるサービスも良いと思うし,メンターがちゃんと就いてくれる大きすぎないエージェント,少数精鋭というか親身になってくれるエージェントも良いと思います。

このように大きく分けて2種類のサービスを使い分けられると,自分にいちばんミスマッチのない就活ができるようになります。

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