面接の「最近気になるニュース」は何を選ぶべきか,回答するときのコツも解説

新卒の就職活動ノウハウ
(※当サイトはアフィリエイトリンクを含みます)

面接のとき,「最近気になるニュースは何か?」と聞かれることがありますよね。ニュースにまったく触れていない人は少ないと思いますが,ただなんとなく眺めているだけだと回答ができないことが多いと思います。

そこで今回は,面接で「最近気になるニュースは何か?」と聞かれたとき,どう答えるのが良いのか,そもそもこの質問の意図はなにかについて解説をしたいと思います。

なぜ面接で「気になるニュース」を聞かれるのか?

なぜ面接で「気になるニュース」を聞かれるかというと,あなたが社会情勢や自身が受けようとしている業界のニュースを把握できているかを確認するからです。

また,最近気になるニュースを質問することで,「どのようなできごとに関心を持っているのか?」を把握することができ,面接官はその就活生の価値観も知ることができます。「数あるニュースの中でなぜそのできごとを選んだのか?」「そのニュースのどんなところに興味を持ったのか?」などを深堀って質問していくことで,調査能力もわかるので,面接で聞かれることが多いのです。

面接官は直接的に自社への志望度を聞かずとも,「最近の気になるニュース」を通じて,業界や企業への理解度を把握することができます。その業界で働いたことがないとニュースを理解することは難しいですが,意欲を伝える一因になるので,できる範囲で調べていくようにしましょう。

最近の気になるニュースを選ぶポイント

先にも述べましたが,業界に関わるニュースを取り上げると良いと思いでしょう。世界情勢などのニュースだと他の就活生と重複しやすいですし,面接官もその回答から情報を得ることは困難です。

ニュースとして取り扱って良い時期は「1か月以内」を目安に取り上げましょう。「最近」と聞かれているので,2か月以上前のニュースになってくると少しズレてしまいます。インパクトの大きいニュースがあると使い回しをしたくなるものですが,できるだけ最新のニュースを探すようにしましょう。

しかし,どうしても志望業界に関わるニュースが見つからないということもありますよね。そんなときは「経済」に関わるニュースがおすすめです。ただ,それだけだと他の就活生と重複してしまうので,その経済ニュースが志望業界にどう影響を与えそうかなど,仮説をもって回答するようにしましょう。

まとめ

今回は「最近の気になるニュース」について解説しました。定番質問としてさまざまな就活本でも取り上げられている質問なので,軽く考えている方も多いのですが,答え方ひとつで意欲を強く伝えられる質問でもあります。就活を機にニュースに触れてみましょう。

稗田直史

稗田直史

USE COMPANY LLCの代表。人材系企業で働きながら会社を経営しています。得意領域は「営業・採用系」。 仕事の心構えとして「相手のためになる提案をすること」を大切にしています。 安っぽく感じてしまうかもしれませんが、誤魔化しは排除し、本質的に良くなる道をつくっていければと考えています。 趣味はランニングです!

関連記事

特集記事

TOP