就活生が業界研究をするときに使いたいおすすめの本をまとめて紹介

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自分に合っている仕事を探すとき，業界研究が重要です。しかし，世の中のすべての業界や職種についてやみくもに調べていては，時間がいくらあっても足りません。

業界研究を効率良く進めるためには，本を活用するのがおすすめです。ただ，どんな本をどんな順番で読めばいいか，自分で判断するのは難しい方も多いと思います。

そこで，ここでは，業界研究に役立つおすすめの本をまとめて紹介します。

【結論】まずは『業界地図』を選びましょう。

業界研究

業界研究をするとき，最初から幅を絞り込まないことが大切です。なぜなら，今ある自分の知識だけで判断すると，入社後に「思っていたのと違う…」となり，短期離職につながりかねないからです。

もちろん，短期離職したとしても，それで人生が終わってしまうわけではありません。第二新卒や既卒など，キャリアを再スタートすることも十分可能です。ただ，ちょっとのリサーチで「新卒」カードを捨てずに済む，不用な失敗を避けられるなら，それに越したことはありません。

世の中には，学生のあなたが知らない業界や職種，そして企業がたくさんあります。業界研究をするときは，自分の知らないことを知るという気持ちで臨むと良いでしょう。

業界研究をするとき，まずは，各業界がどのような仕組みになっているかを把握します。そのあと，自分が興味のある業界と職種について調べると，効率よく業界研究ができるでしょう。

これら2つの段階では，本を使い分けるのがおすすめです。

最初，さまざまな業界について広く調べるときは，『業界地図』（後述）のような全体像が見られる本を使うのが良いでしょう。ここで，日本や世界にはどのような業界があるのか全体像を把握します。

次に，自分が興味がある業界について深堀りをするときは，その業界について特化した本を数冊選んで読むと，理解が深まります。最初から特定の業界について調べると，視野が狭くなってしまうので，まずは全体像を見る，次に興味がある業界に絞るという，2段階の戦術を意識しましょう。

2021.10.06

「就職活動のために業界研究したいけれど，どうやっていいのかわからない…」「そもそも業界研究って必要？　何のためにやるの？」就...

業界研究をするとき，定番なのが『業界地図』です。『業界地図』は，各業界の主要プレーヤーの規模や順位，企業間のつながりなどがビジュアルで理解わかります。

『業界地図』は，東洋経済新報社のものと日本経済新聞社のものが有名です。大きな違いはないので，手にとって，そのときの特集やレイアウトなど好みで選ぶと良いでしょう。

書名	「会社四季報」業界地図
出版社	東洋経済新報社

東洋経済新報社の『業界研究』と双璧をなすのが，日本経済新聞社の『業界地図』です。

前述のように，どちらも大きな違いはありません。好みで選ぶと良いでしょう。

書名	日経業界地図
出版社	日本経済新聞社

マイナビによる『業界&職種研究ガイド』です。就職活動に役立つ書籍を多数出版しているマイナビならではの就活生に寄り添った「業界研究をする意味」などのコンテンツが特徴が特徴です。

業界の網羅性という点では，前二者の『業界地図』には見劣りしますが，「マイナビ20XX オフィシャル就活BOOK」シリーズでそろえている方などは，本書を選ぶ価値はあるでしょう。

書名	業界&職種研究ガイド
出版社	マイナビ出版

2021.09.15

『マイナビ2023 業界＆職種研究ガイド』は，マイナビから出版されている業界＆職種研究のやり方がわかる一冊です。各業界の概要，主な募集職種な...

『業界地図』などを使って，全体像を把握したあとは，自分の興味がある業界について深堀りをしましょう。そのとき役立つのが，『◯◯業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』シリーズです。書店で仕事関連の本を探したことがある方にはおなじみの，業界研究本です。

業界の基本と仕組み，主要企業，将来性などが1冊にわたって詳しく解説されます。

書名	図解入門業界研究業界の動向とカラクリがよ~くわかる本
出版社	秀和システム

業界研究に役立つ本を紹介ました。

業界研究の本を選ぶときは，まずは『業界地図』のようなもので全体像を把握する，次にあなたが気になった特定の業界について解説している本というように，段階を使い分けると良いでしょう。

あなたの就職活動が成功するのを応援しています。

2019.04.18