新卒向け就職エージェントは複数使った方がいい?利用する際の注意点も解説!

新卒の就職活動ノウハウ
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今回は,新卒の方から「就職エージェントはどのくらいの社数利用するのが普通なの?」と聞かれることが多いので,「就職エージェントは何社くらい使えばいいのか」ということについて解説します。

就職エージェントは複数サービス使ってよいのか

複数サービスを使って問題ない

結論からお伝えすると,就職エージェントは,複数サービス使ってもらって問題ないです!

ときどき,「うち(のサービス)だけを利用してほしい」というエージェントの方もいらっしゃいますが,何の拘束性もないので気にしなくて問題ありません。就職活動のスタート時期は何社か登録して話を聞いた方が,市場感を正確に知ることができるので良いでしょう。

また,途中で「この就職エージェントは使うのやめよう」や「どこか1社に絞りたい」ということも出てくると思います。そのときは,正確な理由を話しても良いですし,伝えづらければ「他社で内定を獲得したため,就職活動を終えます」などでもかまいません。

ただ,いきなり音信不通になったりというのは辞めましょう。

他サービスを利用していることは伝えると良い

就職エージェントを複数利用している場合,「他の就職エージェントを利用していることは言ってもいいのか?」不安という声を聞くことがあります。

これに関しては,全然問題ないです! むしろ隠すメリットの方がありません。

どこの人材紹介会社を使って,どんなスケジュールで就職活動しているかを伝えた方が,スケジュールや就職活動の進め方を合わせられるので,話した方が良いでしょう。

ということで,まずは「情報収集」の意味合いでどんどん利用してみましょう!

就職エージェントは何社くらい使い分けるか

3社くらいがおすすめ

では,「何社使うべきか?」という点ですが,「3社くらいかな」と思います。

自分のキャパシティの範囲内であれば,何社でも問題ないのですが,3社くらい話を聞くと,市場感や就職活動の進め方がある程度理解できてくると思います。反対に,3社以上使うと,エージェントとのコミュニケーションだけでかなり時間を割くことになるので,管理できる範囲で利用しましょう。

3社くらいがおすすめ

ただ,新卒の場合,就職エージェントの選び方に難しい部分があります。

それは,「専門分野で選べない,選び辛い」という点です。

中途採用では,「エンジニア専門・〇〇業界専門」など職種や業界ごとに専門の就職/転職エージェントが存在し,そこから就職/転職エージェントを選ぶというのが定石です。そうすると,ご自身の経験や入りたい業界で選ぶことができます。

一方,新卒の場合,一部の理系学部出身の方以外は「総合職」で採用されるので,「〇〇業界志望だから」という理由で就職活動の進め方が大きく変わったりするわけではありません。

また,新卒時の就職活動における自己分析や業界研究なども「業界・職種」で大きな違いはありません。「就職活動を進める」という目線だけだと,どのサービスを選んでも大きく変わらないのです。

むしろ,「自分とマッチする担当者」にどう出会うかが重要になります。

就職エージェントを判断するときのポイント

それでは,具体的にどのように判断していくかをお伝えしていきます。以下がポイントです。

  • 話をして楽かどうか
  • 定量的な話を基にした提案があるか
  • 連絡が早いか,無理な進め方を強要してこないか

話していて楽かどうか

「自分が話していて楽かどうか」はとても大切です。やはり「話していて合わないな」と感じる方とはそもそも相性が合わない可能性が高いので,この部分はよく見ましょう。

定量的な話を基にした提案があるか

また,「定量的な話を基にした提案があるか」も確認しましょう。就職活動を進めていると,「この業界は厳しい」「この会社がおすすめ」と言われることが多くあります。その際,「どのような理由と過去のデータからその発言をしているか?」という視点を常に持つと良いでしょう。

それは,単に担当者が勧めたい求人を当てようとしているケースもあるからです。また,このような視点で質問をして,明確な回答がある担当者は能力が純粋に高いことが多いです。新卒時の就職活動では,「やる気」や「成長」という曖昧なワードが使われやすいですが,大事なのは「具体的な理由」ですので,これを聞いてあなたが納得する説明ができる担当者を選びましょう。

連絡が早いか,無理な進め方を強要してこないか

「連絡が早いか,無理な進め方を強要してこないか」というのも基礎的な部分です。レスが遅いとやはり不安になりますし,無理な進め方を強要するというのは,そもそもモラル面で問題があります。ここは最低限のレベルの話しですが,チェックしましょう!

まとめ

「新卒の就職エージェントは複数利用して良いのか?」ということについて解説しました。

就職エージェントはあくまで就職活動のパートナーなので,自分にとって良い担当者(エージェント)にめぐり会えるようにできるだけたくさんの担当者の話を聞いてみましょう。

稗田直史

稗田直史

USE COMPANY LLCの代表。人材系企業で働きながら会社を経営しています。得意領域は「営業・採用系」。 仕事の心構えとして「相手のためになる提案をすること」を大切にしています。 安っぽく感じてしまうかもしれませんが、誤魔化しは排除し、本質的に良くなる道をつくっていければと考えています。 趣味はランニングです!

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